色鉛筆画界のレジェンド

松原健治さんの個展に行ってきました。

今から遡ること20数年前。
当時、著名なイラストレーターを技法毎にピックアップして一冊にまとめた本で初めて氏のことを知り、以後、自身が色鉛筆で作品作りをするようになってからも、事ある毎に意識に上がってくる偉大な先人です。
今回、初めてご本人にお会いし、たくさんの原画を拝見させていただき、「プロの仕事」に改めて驚嘆するとともに、そんなレジェンドと絵のお話をしている自分がなんとも不思議で、うまく言えないんですが、とにかくいろいろ全部ひっくるめて「がんばろう」と思ったわけです。

開場前のワークショップにも参加させていただき、こちらも、初心者のためのちょっとしたコツや講座の進め方について、多く学ばさせていただきました。

展覧会は21日(日)16:00まで
ArtSpace CafePAPA(京成大久保 徒歩1分)

ちゃっかり画集にサインをいただいてきました。

その後、銀座のあかね画廊で開催中の水彩画家・菊地和広さんの個展へ。

以前、COSMIC FUSIONでご一緒させていただいて以来のご縁で、一回り上の世代の画家さんに伺うお話は、何気ない会話の中にも、様々な発見があります。
色鉛筆は細密表現は得意ですが、なんでもかんでもとにかく細密に描けばいい絵になるのかといえば、もちろんそんな単純なものではないわけで、そのひとつのヒントが水彩表現の中にあるのでは思い、勉強させてもらってきました。

こちらも21日(日)17:00まで
あかね画廊(銀座)