色えんぴつ3人展・終了


昨日をもちまして、無事終了しました。
お越しいただいた皆様、ありがとうございました。

ここ最近は、カルチャーのチラシに画像を使うため、これまでまったく手がけてこなかった季節感のある絵を描いていて、今回は桜と水仙の絵を持って行きました。
花の絵を描く人はたくさんいるので、その中で自分なりの表現になるように、まだまだ試行錯誤しながらですが、これはこれでおもしろいところもあったので、また時々描こうと思います。

今回メインに据えていた中央の大きな絵(Hesperantha)ですが、ずいぶん紙が波打ってしまっていて、お見苦しい額装となってしまい、失礼しました。
以前にも、展示中に紙が波打ってくることは度々あったので、その都度原因らしい点を探って来たのですが、マットの収縮によるものということがはっきりしました。
家で端材を使って実験したのですが、湿度50%環境と、25%環境では、だいたい0.1~0.2%ほど収縮しました。
50cmで0.5mm~1mm、結構大きいですよね。
普通は固定してある紙も同様に収縮するので、そこまでひどいことにはならないのですが、湿気の影響を受けないような素材に描いた絵をマットに2箇所以上で固定すると、・・・こういうよろしくないことになってしまうわけです。
今回、原因が数値ではっきり出たので、次回の展示では、見やすい額装になるようにしっかり対策したいと思います。

毎年この時期におこなわれてきたギャラリーダダでの色鉛筆画グループ展ですが、来年は大幅にスケールアップして、19人での展覧会となります。
私自身は、その間に個展(7月)や他のグループ展への参加もありますが、1年後というのも、ひとつの目標点として、日々の制作に励んでいきたいと思います。