あの頃は安かった

ちょっと調べたいことがあって楽天の購入履歴を見返していたら、16年前に買ったカランダッシュ・パブロ120色セットが今ではありえない税込み17700円。
確か当時は定価でも1本168円(税別160円、消費税がまだ5%でした)だったはずなので、特別すごい値引きなわけではありませんが、それでも今の価格(定価1本371円、120色44880円・amazonで33400円)と比べてしまうと・・・。
ちなみにポリクロモスは250円くらいで、似た書き心地だったから安い方をと買った記憶があります(今はパブロのほうが高い)。

物の値段って何なんでしょうね。

コメント

  1. 元ニコン党 より:

    スイスフランが2000年前後の100円から今140円、フルタイム労働者の年間所得約20%上昇、消費者物価指数CPIは90から102へ、そしてご存じのように、日本は30年間給与水準はそのまま。輸入品は新興国の低価格商品以外は、総じて高くなっているのでは?便利なものは充分に恩恵に被っているので、生活全体の収支では結果プラマイゼロのような気がします。たとえ為替が100円前後に戻っても安くはならないのでは、、、

    • NAGAURA より:

      まあ、値上がり自体は仕方ないとは思いますが、16年でパブロ(カランダッシュ・スイス製)は2.3倍、ポリクロモス(ファーバーカステル・ドイツ製)は1.3倍。
      ついでに触れると、レンブラントポリカラー(リラ・ドイツ製)は昨年いきなり1.7倍の値上げで、ここに上げた3種類の中では最安値から一気に最高値に。
      物自体は昔と一緒なのに、ここまで製品ごとに違った値上がり率だと、もはや値段が物の良し悪しを計る指標にならなくなってしまい、それってなんだか本質を外れている感じがして、気持ち悪いなあと思ったのです。