北海道旅行記・1

先週の金土(4/21~22)で北海道に1泊2日の旅行に行ってきました。
1日目は札幌観光、そして2日目、日高地方の新冠にあるディマシオ美術館へ行くのが目的です。
なかなかに密度の濃い旅となったので、少し記録を残しておこうと思います。
(※写真は撮影順とは若干異なる部分があります)

まずは、1日目。
AIRDOの朝二便(羽田6:55)で札幌・新千歳空港へ。

超インドア派な自分は、飛行機を使うのも数年ぶりです。
新千歳空港は初めてでしたが、荷物を全て機内持ち込みにしたのが幸いして、ここでJRへ間5分での乗り継ぎに成功したので、後のスケジュールがだいぶ前倒しになり、スマホで諸々調べ直し。この便利さはもう手放せないですね。
札幌駅のホームでようやく北海道の外気に触れます。
少しヒヤッとした程度で、これならフリースとか持ってくること無かったかなと思うも、念のためインナーを1枚リュックに忍ばせて、荷物をコインロッカーに預け、地下鉄南北線乗り場へ急行。
この後、真駒内でバスに乗り換えて、国営滝野すずらん丘陵公園を目指します。

すずらん公園までは、札幌から約1時間。
広大な敷地の散策と動植物(リスとかいるらしい)の観察がメインなのですが、実は今年春の営業が前日の20日に始まったばかりで、ところどころ雪も残っている状態。もともと時間的に全エリアを見て回ることは不可能だったので、目的地を渓流エリアの2つの滝に絞って見て回ることにしました。
ちなみに、バスは真駒内を出発した時、ほぼ満員に近い状態で、「すずらん公園、大人気じゃないか!」と思っていたら、途中の札幌私大前でほぼ全員降りてしまいました。
どおりで若い人ばかり乗っていたわけです。

入り口から20分ほど歩いて、アシリベツの滝に到着。
冬は凍った滝「氷瀑」が見れることで、観光案内にも載っています。
ここまで人とすれ違うこともなく、完全に借り切り状態。

せっかく北海道の大自然に触れるのだからと、絵の具と紙と小さな折りたたみ椅子を持ってきたので、ここで30分ほどスケッチタイム。
昨年、webに少しだけ水彩画の手慣らし作品を載せたことがありましたが、言ってもそこは素人なので、肩の力を抜いて楽しく色遊びができればいいかなあということで、こんな感じに。

気温は10℃前後でも、日差しがあったので、冷たい空気が気持ちよかったです。

ここから2.5kmほど歩いて、園の反対の端にある鱒見の滝へ向かいます。
途中、水芭蕉とふきのとうがいたるところに生えていて、春の始まりを感じます。

昼近くになってきて、カメラを片手にした人をちらほら見かけるようになってきました。
最初の計画では、札幌駅で駅弁を買ってきてここで食べるつもりでしたが、空港での時短のおかげで、真駒内~すずらん公園のバス(1時間に1本)にひとつ早く乗れる目処がたったので、昼は少し遅くなるけど公園を出てからにすることにしました。
園内は概ね舗装された道が続いているのですが、あえて土の地面を歩いていきます。

鱒見の滝。
ここでも30分ほどスケッチ。さきほどのアシリベツの滝が橋や柵越しだったと違い、今度は滝まで地続きなので、より臨場感がありました。

この後は、札幌に戻って円山公園へ向かいます。
その前に真駒内に戻るバスを駅ひとつ手前で降りて、白樺山荘本店で昼食。
札幌駅ビルや新千歳空港にも店舗が入っているので、当初は夕食でどちらかに行こうかと思っていましたが、すずらん公園を計画より早く出れたのと、せっかく本店が通り道にあるのだから、これはもう寄らない手はないですよね。

こってり濃い目の味噌ラーメン。
少し風が冷たくなってきていたので、体の芯から温まれました。
味ももちろんおいしかったです。

(「北海道旅行記・2」へ続く)

コメント

  1. 月岡悦子 より:

    楽しそうな旅ですね。
    旅の途中でカメラ撮影はしますが、絵を描くということが今までやったことがないので、とても新鮮です。
    ゆっくりとした時間の流れを感じます。
    次回も楽しみにしています。

    • NAGAURA より:

      計画の柔軟な変更やスケッチは一人旅ならではですよね。
      旅行中は、自分でもはっきりわかるくらいテンション高めでした。