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【重要】「色鉛筆画18人展 2022」延期のお知らせ

昨年の色鉛筆画教室展でのDM配布をはじめ、年賀状やホームページなどでも告知を始めていた「色鉛筆画18人展 2022」ですが、新型コロナウイルスのオミクロン株による感染急拡大を受け、急遽延期が決まりました。
東京でのギャラリー展示は久しぶりなので、いろいろ楽しみにしていたのですが、残念ながら一旦お預け。
一応5月以降で調整中で、近日中に新しい日程をお伝えできると思います。

ここ数ヶ月、海外からは感染爆発のニュースも入ってきていたものの、国内は不思議な凪状態で、なんとなくこのまま収束していくような淡い期待に包まれていましたが、そう都合良くはいかないようですね。
今後一週間の動向によっては社会の空気も一変しかねないので、しっかり最新の情報を追いつつ、これまでの感染対策を今一度徹底していこうと思います。

 
※1/15追記

新しい日程は、6月8日(水)~6月14日(火)、参加人数が一人増えて「色鉛筆画19人展 2022」となることに決まりました。


実演で描いた絵

色鉛筆画教室展の実演で描いた絵のうちの一枚、4日目の土曜日のものです。
個人的には一番内容の充実した回だったので、ちょっと紹介します。

「白黒の写真からカラーにしていく」
3日目までも写真に忠実な色を目指して描いてはいないので、描いてる本人の気持ちはそれほど変わらないのですが、普段からよく使っている青~紫~ピンクの色相でまとめたので自分らしい絵になったと思います。
顔はパーツそれぞれに描き方のポイントがあり、見てる方も飽きないのか、割と観客が最後まで減らなかった印象でした。

「紙にあらかじめ下地材を塗っておく」
これは4日目と5日目だけの取り組みでした。
今回の私の展示作品の半数以上はオリジナルのコーティングを施した紙に描いていたので、その説明も兼ねて、すこーーーしだけそれに近い描き心地を味わえる方法として、ジェッソを塗った紙を使いました。
紙は、毎回ウォーターフォードホワイト細目を使いましたが、この紙、水を吸うと少し紙目が浮き出てくるので、水張り+ジェッソ塗りをするならヴィフアールとかのほうがよかったかも。
近いうちにちゃんと実験して方針を決めておきたいと思います。
ひとつ裏話として、前日に準備として水張りをしたところ、水張りテープの粘着力が弱くて全然付かない。
3年以上前に買ったものなので、おそらく保管中に湿気を吸ってしまっていたのでしょう。
幅広の物でなんとかとまりましたが、テープに寿命があることを初めて知り、この日の帰りに即新品を買いました。
準備は余裕を持ってしないといけないですね。

1時間の実演中は、基本的におしゃべりしながらなので、絵をちゃんと描くのは当然として、実はそっちをどう隙間なくつなげていくかの方が大事だったりします。
毎月の講座で多少は経験値も上がっていたのか、2年前の色鉛筆画グループ展でやったときに比べれば、まあそつなく出来たかなという感想ですが、次の機会には、もっとスムーズに進行できるようになりたいものです。
全6回、それなりに大変ではあったけど、いい勉強になりました。


ギャラリーダダ 最終日

とうとうギャラリーダダ最終日。
6年間のお礼とご挨拶に行ってきました。

6年・・・思い返せばきりがありません。
初個展、初色鉛筆画グループ展、初色鉛筆画体験会、そして先日の初教室展。
いろいろな節目をここで迎えてきました。
何より、超アットホーム型で外食もほぼしない私には、いわゆる「行きつけの店」みたいなものは一切なく、せいぜい世界堂横浜店には頻繁に行くものの、基本的に混んでるお店なので、店員さんと仲良くなって雑談するような場所でもなく、そんな中でギャラリーダダは気楽に寄って立ち話の出来る唯一無二の存在でした。

何かお礼の気持ちを自分なりの形にしたくて、空の絵をA4のちょっといい紙にプリントしてマットも付け、サインとエディションを入れたものを、オーナーさんとスタッフさんにそれぞれお贈りしました。
飾って楽しんでもらえれば素直にうれしいし、そうでなくても、何年後かにふと見つけた時、そういえばこんな絵描いてる人がよくギャラリーで展示してたなあと、当時を思い出すきっかけになれば、それでも十分です。

きっと、次にそごう横浜店9Fに足を運んで、同じ場所に全く違う店舗が入っているのを見た時、はじめて真の意味で実感がわくのでしょう。

ギャラリーダダでの展示を通じて、本当にたくさんのことを学んで来れました。
これを今後に活かし、より活動の幅を広げていくことで、ささやかな恩返しができればと思っています。

6年間お世話になりました。そして、ありがとうございました。