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色鉛筆画教室展 終了

昨日をもって無事終了しました。

はじめに教室展をやろうと動き始めたのは確か昨年の10月。
コロナ禍がまさかここまで長引くとは夢にも思わず、来年末にはさすがに収まっているだろうと考えてギャラリーを予約したわけですが、その後もマスク生活は続き、ギャラリーダダ、今年12月でまさかの閉館。
これまでに個展3回、グループ展多数と、毎年何かしらの展覧会でお世話になってきたホームグラウンドとも言うべきギャラリーだったのですが、せめて最後に初の教室展を滑り込みで出来ることの強運に感謝しつつ、あとはとにかく感染爆発期にさえ当たらなければと願いながら、夏ころから生徒さんも少しずつ出展作の制作に取り掛かり始め、第6波という言葉を聞くたびに胃の痛む思いを抱えながらも準備を進めてきました。

なかなか題材の決まらない生徒さん向けにネタ探しをしたり、額装未経験の方は画材店へ一緒に行ったり、搬入搬出の出欠やタイトルの確認など、11月に入ってからは、遅れていた自身の出展作づくりもそこに加わり、忙しくも充実したここ数ヶ月でした。

結果、奇跡的な低感染者数のまま会期を迎えることができ、多くの生徒さんがご家族ご友人を連れて会場に足を運んでくれ、また一般のお客様も多数ご来場くださりました。
毎日のデモンストレーションも土日は特に大勢の観客に囲まれ、意味のある小コーナーだったと思います。

他の人の絵を見ることは、何よりも勉強になり、いい刺激にもなります。
次回の教室展はおそらく2年か3年後になると思うので、いったんここで息を整え、またそれぞれのペースで、絵のある生活・絵を描く生活を楽しんでもらえればと思います。

自分にとっては、初個展並に記憶に残る展覧会となりました。
会場の様子と全出展作品をスライドショーにまとめたので、お時間あるときにでもぜひ御覧ください。

最後に、本展運営に関わったすべての皆様、お疲れさまでした。


色鉛筆画教室展 講師出展作


「白昼夢」


「Firmament Maiden」


「円環」

新作は3枚です。
3枚目のリースの絵は、フラワーアーティストの伊藤梢さん作のドライフラワーを色鉛筆で描かせていただきました。
実はこの額縁、元々金色だったものを搬入前々日に白く塗ったものなんです。
白塗りは初めてだったので、手順を少し試行錯誤した関係でいろいろ仕上がりの甘いところはありますが、作品全体としての雰囲気は良くなったので、覚悟を決めて塗った甲斐あったと思っています。
梢さんには、押し花に色鉛筆画の花器を組み合わせた作品も本展に出展いただいています。

旧作は5点、ギャラリー内のイーゼルと廊下側に飾ってあります。
うち2枚はギャラリー展示は初となります。

昨日の実演にはここまでの3日間とはちょっと違う内容のものを用意していったのですが、多くの方にご覧いただけて(たぶんこの4日間で一番多かった感じ)よかったです。

生徒作品は後日動画にまとめて紹介する予定です。


色鉛筆画教室展 実演

B5程度の紙にひとつのモチーフを描いてます。
細部まで丁寧にキッチリ描くところまでは出来ませんが、見てくれてる方に所々ポイントを説明しつつ、全体的な描き進め方を見てもらう感じです。
描いてるところも誰かに写真撮ってもらえればよかったなあ。

1日(水) バラ
2日(木) 女性の顔
と来て、一応予定としては、
3日(金) 自然風景
4日(土) 子供の顔(白黒をカラーに)
5日(日) 空
6日(月) まだ未定
を考えています。
1時間は、じっと見ているには結構長いので、途中で席を立っても全然大丈夫です。

実演中は、どうしても描くことと、せいぜい周りのお客さんとのやりとりで精一杯で、昨日と一昨日は生徒さんが受付をしてくれて大いに助かりました。
実演終了後から夕方にかけては、ぐっと来場者が減るので、会場をゆったり見て回れます。
一人で描いてるのは寂しいので、実演の時間に見に来てもらえるのはもちろん大歓迎ですが、ひとりひとりのお客様とゆっくりお話することは出来ないので、ご興味に合わせてご来場いただければと思います。