先週、久しぶりに美術館に行ってきました。

上野・西洋美術館の常設展小企画として行われている「もうひとつの19世紀―ブーグロー、ミレイとアカデミーの画家たち」です。
チケット売り場は、朝から列になっていましたが、同時開催のキュビズム展の方に行かれる方が多く、常設展は混雑とは無縁、マイペースでじっくり見て来れました。

常設展のいいところは、なんといっても、撮影可。
フラッシュ禁止、シャッター音のうるさい一眼レフも（たぶん）アウト、って以外は基本自由なので、コンデジ片手に、お目当ての絵に直行です。

今回、ブーグローの展示は8枚。
うち3枚はちょっと違う技法で描かれていて、好みの感じではなかったのでスルー。
さらに1枚は、常設展通常展示の絵なので、残りの4枚を特にじっくり見てきました。

印象派に取って代わられた古い絵画として、歴史的には評価されてこなかったこの時代のアカデミー絵画ですが、美しいものは美しい！
ここでは全体を撮った写真しか載せませんが、手ブレと戦いながらズームで撮った写真からは筆致やマチエールなど、画集ではわからない貴重な情報が読み取れ、絵を描く人にとっては、まさにお宝。
入場料は500円とワンコイン。
正直、お得すぎて、申し訳ないくらいです。

今回の展示企画は2/12までとなっていますが、いずれも西洋美術館所蔵作品なので、全部とはいかなくても、何枚かは、常設エリアに継続展示してもらいたいものです。

さっそく飾っていただき、ありがとうございます。
顔の向きと階段を登ってお部屋に向かっていく方向が合っていて、すごく自然です。ちょうどよかったー。

小さな作品も、室内のちょっとしたワンポイントになるので、秋の個展では少し多めに用意しようかと考えています。

ホームページが、ずっとスマホ未対応だったので（見れないわけではないけど、いちいち拡大しないと字が読めないくらい縮小表示されてしまう）、どうしたものかと考えていたのですが、全部作り直すのはさすがに大変なので、ホームページはPC・タブレット向け、ブログはスマホ対応として、わかりやすい入り口を作ることにしました。

https://chrono-gate.com

従来のホームページアドレスからアクセスした人には、こちらのエントランス画面が表示されます。
日常的にアクセスするのは、ブログの方だと思うので、そちらへの誘導もこれならスムーズ。

そして、これを機にアドレスも整理し
・ホームページ　https://chrono-gate.com/home
・ブログ　https://chrono-gate.com/blog
としました。
ブックマークに保存されていた方は、再登録をお願いします。
ブログは、旧アドレスでも繋がるように設定してありますが、いずれはサブドメインごと削除するので、当記事をご覧になられた方は、なるべくお早めに。

今回の作業から、「Dreamweaver MX 2004」の代わりに「Visual Studio Code」を使い始めました。
どんだけ古いソフト使ってたんだよという話ですよね。
最初「Brackets」で始めたのですが、途中ですでに開発が止まっていることを知り、どうせ覚えるなら現役ソフトの方がいいだろうということで。

一応しつこくチェックはしたので、表示に不具合は無いと思いますが、もし何かあれば、都度直していきます。
まだホームページに今年の作品画像や展覧会の様を載せる作業が残っているけど、さすがにもう年賀状用の絵描かないとまずいので、後回し。

年末になると、なぜかホームページをいじりたくなる。