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贈り物

昔のバイト先(もう15年くらい前になるか)で知り合って以来、ずっと絵の活動を応援してくれている、尊敬できる先輩でもある友人に、絵をプレゼントしました。
空シリーズの中では今でも気に入っている一枚で、数年前から決めていたタイミングが訪れたので「今だな」と。
さっそくお家の玄関に飾ってくれて、ありがたい限りです。

贈り物を選ぶときって、「喜んでもらえるかなあ」とその人のことをいろいろ考えますよね。
実は結構好きな時間だったりします。

郵便局に年賀状が並びだしました。
毎年出す枚数は少しずつ減っていますが、日常的に連絡を取り合っている人、年賀状でだけ近況報告し合っている人などなど、どんな関係の相手でも、文面に何書こうかなと考えているときは、その人のことをいろいろ思い出します。
たとえ年一回のことだとして、だとすればなおさら、それさえもなくなってしまえば、いずれその人のことを思い出すこともなくなってしまうのかもと思うと、今は疎遠になっている相手にも、やっぱり送ろうかなと思うのです。


ソプラノ3人が贈るコンサート

コンサートチラシ用の絵を描かせていただきました。
出演の山嵜佑希子さんは、カルチャーセンター本牧の色鉛筆画講座の生徒さんでもあり、以前から空の絵をとても気に入ってくださっていて、今回オリジナルのご依頼をいただきました。

ソプラノ3人が贈るコンサート「空と風にのせて」
2022年11月26日(土)
(1) 11:00~12:30(開場10:30)
(2) 14:30~16:00(開場14:00)
横浜市イギリス館 ホール

歴史と趣のある横浜山手の西洋館で、プロ声楽家の圧倒的な歌声を間近で聴くことのできる貴重な機会です。
4月に同館で行われたコンサート(ピアノ・フルート・ソプラノのトリオ)の様子がyoutubeに上がっていますので、ご興味ある方はまずはこちらをご覧ください。

2022年4月 「春の木漏れ日の中で」@イギリス館

ちなみに、チラシには載っていませんが、プログラムの一つにカーリー・サイモンの「let the river run」があります。
映画「ワーキング・ガール」の主題歌で、アカデミー歌曲賞他数々の賞に輝いた、言わずもがなの名曲ですが、日本でも1990年から放送されたテレビドラマ「HOTEL」の主題歌の原曲でもあり、メロディーを聴けば「ああ、知ってる!」と膝を打つ人も多いと思います。

Let The River Run – Carly Simon

前回のコンサートのアンケートで、山嵜さんの伸びのある歌声からふっと思い出してリクエストしたのを拾ってくれて、曲目を見せてもらったときの衝撃たるや、まさに「姉さん、事件です!」。

ご予約については、チラシに記載の番号へ直接ご連絡いただくか、私の方へのメッセージでも取り次ぎますので、よろしくお願いします。


アクリル板の有効活用

色鉛筆画は光に弱いので、基本的に額装は全てUVカットの物を使っているのですが、そうすると既製品に付いてくる普通のアクリル板が余ってしまいます。
今はコロナの飛沫防止板として重宝されているので、メルカリにでも出したら売れるんじゃないかとも思ったのですが、なんとなくそのままにしていたところへ名案が。

きっかけは、いつも仲良くしてもらっているフラワーアーティストの伊藤梢さんから小さなドライフラワーのオブジェをいただき、「これはそのまま飾っておいてホコリがつもったら掃除できないよなあ」と100均へアクリルケースを買いに行くも、当然そんなジャストサイズなものがあるわけもなく、かといってちゃんとしたディスプレイ用のものは軽く1000円以上。

「!! 作ればいいんじゃね?」

アクリル板用のカッターはすでに持ってるので、専用接着剤(約¥500)だけ買ってくればOK。
他にもケースを作りたい小さなフィギュアとかもあるので、こうなるともうDIY野郎は止まりません。


一応、端材で適当な物を途中まで試作して、いざ本番へ。
アクリル板の厚みを計算に入れ忘れてカットし直したり、接着剤が垂れてできた跡をコンパウンドで磨いたり、結局一通り失敗しながらも、なんとか完成しました。


縁に少し段差があったり、接着剤のはみ出た跡が残っていたりと、残念な部分もあるけど、何よりサイズがピッタリというのが気持ちいい。
初めてということも加味して、出来栄えは70点ってところかな。

慣れてくれば作業にかかる時間は短くなるだろうから、そのうちまた作るつもり。
なんせ、材料はたっぷりありますから。