クリスマスの絵&生徒作品

カルチャーセンターの受付は、この時期クリスマスムードの飾り付けをしている所も多く、綱島店ではそれに合わせて講師と生徒の作品も展示していただけることになったので、ザ・クリスマスという絵を描いてみました。
・・・我ながら作風が出ますね。

モチーフの質感を追及していく写実的な絵の「描き切った満足感」も魅力ですが、頭の中でぼんやり想像していたイメージが現実に目に見える形になっていくのも楽しいものです。
なかなか「完璧にイメージ通り」とはいきませんが、とりあえず幸せな世界は作れたんじゃないかなと思います。


「A Christmas Memory」

生徒さんの作品は特にクリスマス縛りではないので、それぞれ好きなテーマで取り組んでもらいました。
みなさん興味のあるジャンルもはっきりしていて、お家に飾って楽しんでくれている方も。
マイペースで長く続けられる趣味として、これからも生活のアクセントのひとつにしてもらえればうれしいです。

直近で入会された生徒さんは、まだオリジナルに取り組むところまで進んでいないので、次の機会に期待。


「クリスマスの朝に」/岡野明美さん


「瀬戸内春景」/松山琢さん


「流れるmelody」/伊藤梢さん
※押し花作家(講師)の方で、色鉛筆画を組み合わせた新しいスタイルを追求されています。


カルチャー芸術展

全国のカルチャーセンターの生徒さん達の展覧会です。
株式会社カルチャー本社主催とあって、場所は豪華に国立新美術館。
今回、私の講座からも3名出品してくださり、未出品の生徒さんも交えて5人で見に行ってきました。

展示作品数はかなりの量で(おそらく1000点以上)、正直壁が窮屈なくらいでしたが、長く続けてきているのであろう手練れの大作から、まだ日の浅い方の処女作まで、絵を趣味として楽しんでおられる方の層の厚さを実感出来る展覧会でした。
絵は人と比べて競い合うものではないけど、たまに自分の作品を外の風に当ててみるのも、新たな発見につながると思うので、皆さん何かしら得るものがあったらうれしいです。

これまで生徒さんの作品を紹介するきっかけがなかなか無かったので、いい機会ということで、掲載許可をいただきました。
3名とも色鉛筆画はまだ初めて半年ほどなので、いろいろ悩んで試行錯誤を繰り返しながらだったと思いますが、「頭に思い浮かぶ描きたいもの」をきちんと形になるまで描ききったのは、ひとつ大きなステップになったと思います。
次作が楽しみです。


「遊ぼうよ♪♪♪」/大村真寿美さん


「熟果の嬌艶」/梅田好枝さん


「想像力が道を拓く(赤毛のアンより)」/坂田なおみさん


色鉛筆と一口に言っても

今年も残り2ヶ月。
カルチャーセンターの色鉛筆画講座を始めてから1年半が経ちました。

開講前に「推奨画材を何にするか」を決めるために、各メーカーの画材を試していたときのミニトマトの絵が出てきたので、誰かの参考になるかもということで、載せてみます。


※厳密に同じ色で仕上げようとはしていなかったと思うので、その辺はあまり比較しないでください。

「色鉛筆」
色辞典:少し硬め
ポリクロモス:中くらい
カリスマカラー:極めて柔らかい

「紙」
ヴィフアール細目:クリーム色・整った細目
クラシコ5細目:純白・やや中目寄りの細目
KMKケント#200:白・つるつる

同じ色鉛筆でも描き心地は様々。
また、使う紙によっても仕上がりの印象はガラっと変わるので、組み合わせも重要。
ついでに、お値段もとっても重要^^;

ここにはありませんが、カランダッシュのパブロは昔(10数年前)確か1本168円だったのが、今では352円・・・。
画材の価格はデフレとは無縁だったようです。